HOME | 適応 | 妊娠・出産関連 | 骨盤矯正・産後の方へ

骨盤矯正

当院では、特に、産前産後の方々のケアに力を入れております。
ここでは主に産後の方を中心に触れさせていただきますが、産後3年経過、40年経過しても産後の骨盤のような状態のままの方も多くお見えです。また、出産を経験していない方・中高生、さらには男性でさえも、骨盤の問題を抱えている方が多くお見えです。自分の身体の不調の原因は骨盤かもしれないと感じている方は一度お問い合わせください。
 
 
以前、働いていたカイロプラクティック専門院では、デリケートな患者様の臨床経験の多さから、産前・産後の患者さんを中心にして見させていただきました。2017年4月時点で、20年間、のべ3万人以上の産前産後の方を診ておりますので、安心して、お越し下さい。
産後は、慣れない育児により、睡眠不足や身体の疲労が強く出てきます。育児や家事に万全に望むためにも、疲労は残さないようにしましょう。

産後の方へ

いまや書店に行くと、骨盤矯正についての雑誌は多く見られ、様々なセルフケアを提案されています。また骨盤の問題については、様々なメディアについて触れられるようになったので、重要性を知る人が多くなってきました。そのためか、他業種(接骨院など)で骨盤ケア(骨盤矯正)を行うようにもなり、施術を受ける場所の選択が一般の方には難しくなってきてもいます。
 

骨盤の変化

産前産後の骨盤は、ホルモンの影響を強く受けるため、一般的な骨盤と大きく異なります。また、そのホルモンの影響は個人によって異なるため、その点を考えて、骨盤矯正の施術を行う必要がありますが、他業種の教育ではホルモンの存在自体も教わらないのが普通です。国際基準のカイロプラクティック教育を修めた先生は、産後の骨盤に対するホルモンの影響やその影響期間についても知識があるため、そのような心配なく通院できます。
 

次回につながる骨盤矯正

最近増えている不妊(二人目不妊も含む)や、第二子目以降の切迫早産の予防に対しても、カイロプラクティックによる骨盤矯正は助けとなります。産後に限らず骨盤が不調なままであると、その中にある子宮に影響を与える可能性もありますし、仮に妊娠したとしても、その不調な骨盤が影響し、切迫早産を引き起こす原因の一つとなることもあります。第一子が居る状態での入院生活は、かなり困難となりますので、是非、専門教育を受けた先生による矯正をしておくことをオススメします。
実際、第一子、第二子で、切迫早産や早産した方が、カイロプラクティックによる施術を受け、第三子の出産が出産予定日に出産し、ご本人だけでなく産婦人科医にも驚かれることを経験することも多いです。
 

来院されるタイミングを逃された方は

また、まれに産後数年経っても、骨盤が不調なままの状態が続き、尿漏れが続いたりすることもあります。この場合は、骨盤底筋群のトレーニングだけを行っても効果が現れにくいのが特徴です。国際的なカイロプラクティック院に相談していただくと良いと思います。
 

身体のケアは誰のために行うのか?

最後に知っておいていただきたいことは、お母さん達の身体のケアは自分のため「だけ」に行うのではないと言うことです。経験があるかもしれませんが、イライラしているときや焦っているときに限って、赤ちゃんが泣くことがあります。それは、お母さんの精神状態が、赤ちゃんに反映している事が少なくないですし、それは一般的であるからです。育児は自分の思い通りにならないのが普通ですし、それが積み重なり、イライラした精神状態になると、赤ちゃんがイライラして、泣いてしまうことが多くなります。そして赤ちゃんが泣いてしまうとお母さんが更にイライラするという悪循環を引き起こしてしまいます。このとき、身体の不調があると、精神的な余裕がなくなり、イライラが増しやすくなってきます。この悪循環を断つために、身体のケアは必要となってきます。
 

体調不良の原因

その身体の不調の原因の一つには、生活様式があると思われます。ソファーやテーブルと椅子の生活となり、またトイレも洋式となり、生活様式が欧米化しています。そのため、両親世代に比べて筋力が弱くなっています。ところが出産後は、赤ちゃんが落ちたりしないように、床をメインとした生活に変化します。すると床から赤ちゃんを抱っこして立ち上がるなどの強い負荷が、膝や腰に負担が掛かってきます。その結果、痛みが出てくると抱っこを初めとする育児が辛くなります。さらに赤ちゃん自体の体重が増えることはあっても、減ることはないため、徐々に負担が増えてきます。徐々に増えた負担はお母さんに自覚がなく、身体に疲労を溜まっていきます。そのため身体全体をみたバランス調整や負担軽減を行うと、育児自体が楽になり、悪循環を減らすための一助になるはずです。
 
上記のようにカイロプラクティックによる身体のケアにより、出産に関わる様々な問題の予防だけでなく、心身共に楽になり育児自体も楽になるため、積極的に施術を受けることをお勧めします

託児について

当院では無料託児サービスがあります。
体調不良の中、ご両親やパートナーのスケジュール調整は大変です。そのためこちらで、ベビーシッターが別室でお子様をお預かりしております。
ベビーシッターサービスは、原則月曜日と金曜日の10:00〜14:30までとなっております。
ご予約はお早めにお願いします。
また、同室でバウンサーで寝かせた状態での施術であれば、いつでも大丈夫ですので、お問い合わせの際にお伝えください。

来院される期間的な目安

可能であれば、産後2ヶ月くらいまでを目安にお越しください。
もちろん、縁がなかった方、産後里帰りされていた方、体調が優れなくて、自宅から出られなかった方もいらっしゃると思います。その方は、可能な限り早くお越しください。
※腰や手首の痛みなどが退院直後からある方は、産後1週間ほどでも問題なくお越しいただけますので、ご安心ください。
※産後6ヶ月ほど経つと、来院された時点で骨盤のケアをお勧めできないような状態(金銭的負担が大きくなりすぎる状態)になっていることも考えられますので、可能な限り早くお越しください。
 

来院される症状的な目安

尿漏れ、疲労感、月経痛(産後数年経っていても)
骨盤の状態が悪い状態が、何年も経っている方もお見えになるのも良いかもしれません。
65歳の方が骨盤矯正が必要な状態で来院されたこともあります。またスポーツや外傷(転倒)などで骨盤矯正が必要になった10代のお子さんなども性別に関わらずお見えになります。
 

来院される頻度

症状が安定してくるなど身体の状態によりますが、概ね2〜3週に一度のケアが一つの目安となってきます。
 

来院される期間

身体の状態によりますが、産後6〜9ヶ月で卒業が一つの目安となってきます。
  

出産前後での症状【共通】

頭痛・肩凝り
腕・手首の痛み
腰痛・背中の痛み
全身疲労
 
 

出産前での症状

出産に対する不安(難産になるのでは?前回難産だったから、今回も不安である)
逆子(さかご)
そのほかの妊娠中の症状についてはこちら
 

産後に気になること

骨盤の歪み
体型変化(太もも、ウエスト)
体重が減らない
尿漏れ
産後の代表的な症状についてはこちら
 
意外と相談で多いのは、産後の尿漏れです。中には数年間持続した方もいらっしゃいます。また、産後数十年経った後から感じ始める尿漏れもあります。適切な治療やエクササイズを行っていれば、徐々に軽減してくる可能性が高いので、ご相談ください。
 
【注意】
産後は骨盤ベルト(とこちゃんベルトなど)をしていると大丈夫と言われることもあります。しかし、現実はベルトによる固定を自己判断で行っていて、腰部の筋肉が弱くなり、かえって腰痛が継続しているケースも多くみられます。そのため、適切なケアをしっかりと受けておくことをオススメします。
 

出産前後で薬を飲みたくない風邪の方へ

出産前後は、妊娠中であれば胎児へ、産後であれば授乳への影響から薬を飲みたくない方が多いです。
そのような方には、東洋医学的な施術で、ツボの刺激をして、身体の自然治癒力を最大限に引き出し、改善を促す方法がありますので、御相談下さい(鍼を行う場合は、ピップエレキバンのようなものを使いますので、痛みはありません)。