注意事項

このサイトは、ある臨床家の考え方だと思って下さい。
何かの症状はあるが、病院のどの科に行って良いのか分からないと言った方の助けになればと思い、可能な限り簡単な文章で、わかりやすさを意識して作りました。
医療知識がないと、どうしても自分の症状を甘く見積もる傾向にあるので、このサイトをみて安心することなく、必要に応じて医療機関に行くようにして下さい。

首と肩の凝りや痛みの種類

まずは

肩凝りには様々な原因があります。多くの場合では、代替療法でも解決できますが、まれに内臓が原因の痛みもあり、その場合は、代替療法では決して解決しません。

横になっていて痛み(凝り)を感じる

横になっていて、痛みを感じる場合は、身体のどこかに傷などの炎症があり、そのため痛みを感じています。
原因としては、炎症がある場所により変わり、大きく2つに分けられます。
・筋肉や関節・靱帯・骨などの運動に関わるところ
・それ以外の内臓

横になっていて痛み(凝り)を感じない

基本的には傷や炎症などがなく、多くの場合、代替療法で改善します。

最後に

これらの情報は、あくまで典型的な例を分かりやすく伝えることを目的としているため、必ずしもみなさまの状態と合わないことがあります。

・1ヶ月以上継続して痛みが続き、さらに痛みが徐々に強くなっている
・寝ていても痛みを感じる
・夜間痛みで目が覚めたり、眠れない

上記のうち、2つ以上当てはまる場合は、内科や整形外科を受診して下さい。
肩の痛みの場合は、四十肩や五十肩の可能性が高いのですが、他の問題が隠れている可能性もありますので、受診をお願いします。


また、内臓の炎症(例えば胃炎)は、炎症が起き始めは、横になっていても痛みを感じなくとも、徐々に悪化し、痛みを感じる場合があります。
そのため、代替療法を受けていても、2ヶ月ほどで変化がなければ、一度、別の先生か、内科の先生に御相談下さい。

関連情報

手のしびれ

単純な首や肩の凝りや痛みだけではなく、手や腕に痺れを感じる場合、別の病名になることもあります。