しびれの種類による分類(ぼんやりしたしびれ)
ぼんやりとしたしびれ
関節や筋肉が原因
かなり多くの場合は、これらが原因です。
整形外科で椎間板ヘルニアと言われたとしても、この状態の可能性がかなり高いです。
整形外科では、あまり大きな変化が見られません。そのため代替療法を受けるのが良いように思います。
ただし、先生の知識などにより正確に診断されないこともありますので、注意が必要かもしれません。
循環が原因
特に冬場などにしびれが強くなる場合に、可能性として考えられます。
多くの場合は、冷えを伴います。ただし自分で感じるだけでなく、他人に触って貰っても冷えを感じる場合に可能性が高くなります。
多くの場合は、身体の深部を走っている動脈や静脈の問題があります。マッサージなどでは狭くなった原因が剥がれ血栓となり、他の臓器に飛ぶ可能性もあり、原則として、代替療法は受けないようにしましょう。
内臓が原因
鈍い痺れや痛みで、
左肩のみに感じる場合は心臓、右肩のみに感じる場合は胆嚢の可能性もあります。
痛みや痺れが鈍い場合には、内臓からの関連痛と呼ばれるような状態があります。この場合は、代替療法を受けても意味がありません。
心臓の場合は、胸苦しさや、その他に左顔や左肩にも鈍い痺れや痛みを感じ、
胆嚢の場合は、腹痛や右顔、右肩にも鈍い痺れや痛みを感じます。
筋肉や関節の可能性もあるのですが、内臓の原因がないことを確認してからの方が、より安心してケアが出来ると思います。
最後に
椎間板ヘルニアは、とても難しい状態で、レントゲンやMRI上では、椎間板が出ているが、必ずしもそれがしびれの原因になっていないことがあります。
かといって、整形外科が間違ってると言うわけではなく、状態をどう捉(とら)えるかと言う視点の違いです。
関節や筋肉が原因の場合でも、整形外科の牽引や投薬治療で改善することもありますので、2〜3週ほど継続してみて、その変化に満足しなかった場合の、一つの方法として考えてみて下さい。